suzumushiの呟き☆

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私のこと

追憶の情景と、一冊の本

この時期ならではなんでしょうか・・・もうすぐ母の四度目の命日が近いからなのか・・・いや、時々ふとした瞬間に思いだす光景が二つほどあります。

一つは、まだ母が生きていた時の、母が悩みだらけだった時に二人で出かけた水族館。水族館の水槽の近くでコーヒーを飲みながら、本当は一体何を考えていたのか・・・何時間もそこで水槽の魚たちを見つめる母の横顔は今でも忘れられません。あれは病気になる少し前に出かけた時の事だったんですが、もうあの時にすでに、病魔は母の体を蝕んで命を削りだしていたのかと思うと、悔しいのと後悔の念が募ります。。。本土から嫁いできた母の苦労や悩みを分っている・聞いているつもりだっただけ、なんではなかろうかと・・自分を責めたくなることが今でもあります。悩みが母を病気にしたのではないかと思ってしまったり。病気になる前の時期が、もっとも落ち込み何かを凄く悩んでいるのが印象に残っているので、そう錯覚してしまいます。いくら考えてみても、本当の胸の内は本人しか分らないので、今となっては天国で心安らかにしていて欲しい!!そうひたすら願うばかりです。

追憶の情景と、一冊の本




もう一つの光景は、沖縄県西原町にあるホスピス病院からの見渡した景色。高台なので見渡した景色が綺麗なのです。また、当時の心境にもよるのか、少し殺風景でもの悲しい印象だったようにも記憶しています。ここでは、母はお世話になりませんでしたが、<最後の三日間は自宅で過ごせたので>思い出深い場所となっているのは、二つ理由があります。一つは母がもう助からないと余命宣告された後で、いかに痛みを最小限に和らげ本人が本人らしく過ごせるかと考えに考えて訪ねた場所。仮手続きするまで何度も足を運び、その際には手厚く対応して下さった関係者の皆さんの事は生涯忘れられません。
もう一つの理由としては、母が亡くなった後にホスピスボランティア員として活動してみたかった私は再度、ここを訪ねていました。一ヶ月間に渡って週に一回ずつ講座を受けていました。県内ではボランティアとしてお手伝いできる唯一一箇所の病院です。今でこそ知名度はあがっていますが、私は当時、母が病気になり、助からないと言われなければ、この病院の事は知らないままだったと思います。
皆さんは‘ホスピス‘をご存知でしたか?!最後の宣告をされた場合、色々な選択肢があるかと思われますが、<自宅・手術した病院・ホスピスなど>ホスピスをもし知らない方はもしよければ、調べてみて下さい。知っている知識が多いのと少ないのではだいぶ違ってきます。。病気と今は無縁の生活の方もぜひ、ホスピスとは何か調べてみて下さいね。
そこでお世話になるならないにしても、そこから学べる事、考えさせられる事が沢山ありましたよ!緩和ケアのよさや、もうじき天寿を全うしようと衰弱していく人間に、沢山の点滴や、治療、抗がん剤は余計に余命日数を減らし苦しめてしまうなど、正しい知識も学べました。ボランティアとして活動されている方の存在もぜひ知って欲しいですね。講座では、ボランティアとは医療行為を行うのではなく、外から生活の風をおくる人になる事です、とコーディネーターさんがおっしゃっていました。私はその言葉に惹かれ、ぜひ風になりたかったのですが、講座終了後、いざ活動!と言う時に、新しい命をお腹に授かり、子供を優先して活動は見送りました。
高速をつかうと目に入る‘amc‘・・・<病院の頭文字>{沖縄に住む皆さん、高速を利用するとお目にかかれます!}忘れられない思い出です。


追憶の情景と、一冊の本



この一冊の本を握りしめると、もっと母の看病をしたかったという心残りから講座を受けた思い出、そこで学んだ患者・その家族の気持ちや最後を迎えるひとの気持ちにどうよりそうか、などとても大切な事を教わった日々を思い出します。。。


出産して暫くは初めて育児に余裕がなかったのですが、息子クンが学校<保育園>に通いだしてから、amcに思いを馳せ、何かお手伝いをしてみたいと言う衝動にかられます。息子クンの可愛い大事な時期なのと、毎週カゼをひくので、家庭と子供に迷惑かからない様に月に一度からでも触れてみたい・・・最近またそう思いはじめました。息子クンにとって頼れるのは親の私しかいないのですから、主人にもゆっくり相談しながら、見当してみたいと思います!

息子クンの小さな手を握ると、幼かった頃、自分自身も母に手を引かれ歩いていた事をふと思い出します。まだ元気で若かった優しい母の大きな手。懐かしい情景です。亡くなってしまった今は、殺風景でもの悲しいamcから見渡したあの景色とまるでシンクロするかの様に胸をよぎるのです。


いつか私が納得いく答えをだして動きだした時、当時まだよく笑っていた頃の母の笑顔とシンクロするといいなよつば


新しい風をおこしたい☆☆☆ミ

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この記事へのコメント
こんばんわ〜^ ^ストーカーの様に毎日おじゃましてスマン(笑)

なんだかいつも読んでてジ〜ンときてしまいます。
小さかった頃、お母さんと手を繋いだ記憶、残ってるんですね。
いいなぁ。私は残ってない。でも子供達が覚えていてくれたら嬉しいな…
ホスピス、調べたよ。始めて知った。こんな素敵な所があるなんて。

私は自分勝手だから、歳をとったら病気に対抗せずにおだやかに死にたいなぁ、なんて夢はある。(子供や旦那は許してくれないだろうけど)
その夢を叶えてくれそうな場所だなぁ。死は誰にでも訪れる。抵抗せずに受け入れて穏やかに死にたいなぁ。
しかし、suzumushiさんは優しいなあ。とても母親おもいだよね。私の娘がこんなに優しく育ったら。なんか、思い残す事無いだろうなぁ。私の娘達もsuzumushiさんの様に育って欲しいわぁ。
生きている時も悩みを聞いてくれて、寄り添ってくれて、亡くなった後も、思っていてくれるなんて。本当に心根が優しいよね。
私もその優しさ欲しい(笑)
ボランティア、応援するね‼
きっと、suzumushiさんの心からの優しさが最後を迎える人の癒しになるでしょう。
素晴らしい事だし、向いているのでは?
家族と相談して、できるといいね*\(^o^)/*きっと息子くんもそういうsuzumushiさんの姿は大きな影響を与えると思います。
Posted by ドロップさん at 2014年02月04日 00:26
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初めての子育てに奮闘中の二歳児の母、suzumushiでーす!一昨年、住まいを購入して心機一転ガンバルゾ!!と、育児をするかたわら、将来手に職をもったワーキングマザーになるべくして、日々どんな職種があるのか、資格があるのか、アンテナを光らせてます☆優しい旦那様の支えのもと、家族三人力をあわせてガンバルぞう~~

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